【 razbliuto 】

孤独を愛せ、愛を貫け

26

先日、映画『響-HIBIKI-』を観に行った。主演の子が好き、というだけで行った。単純なので。私は彼女のことを偶然1st発売前から知ってて、その後もゆるく好きなので取り巻く環境や世間の声もちらっと耳にしてはいるんだけど、なんだか見れば見るほど昔の私だな…という思いになってしまう。この映画は正直「彼女の壮大なPVか…?」と思ってしまうような内容だったんだけど、所々共感出来てしまう自分がいた。予告編でも流れる「文句があるなら私にどうぞ」は、過去に私が口にした台詞そのものだ。どれだけ周囲に賞賛されようとも自分が納得出来ない限りは0点も同然という考え方も、そのまま昔の私。「批判するのは構わないけど、ちゃんと読んでからにしなさい。でないと、卑怯よ」は、結構今でも思ってる。

ついでに言えば彼女はよくインタビューで「パフォーマンス中の記憶はないんです」と話していて、そのことについて世間は嘲笑的だけど、私も音楽やってた時は結構そういうタイプだったのでこれも共感してしまう。なんで私の方が歳上なのに共感してるんだろうか。まあいいや。

元々相当ストイックなタイプでそのせいで自分も周りも苦しめたから社会人になってからはだいぶ適当にやってるけど、それでもやっぱり自分には厳しくいたい。もっと上を目指して仕事したい。自分で自分に本当の意味で100点をあげられる日を目指して生きたい。産業医面談の案内を2年連続で受け取ってる場合じゃないんだよ私。頑張りどころ、間違えすぎだよ私。