「卵焼きの乱れは心の乱れ」という訳のわからないキャッチフレーズを口にしながら、毎朝出汁巻を使ってる。我ながら結構美味しい。時々激しく失敗する。中身ぐちゃぐちゃでも外見綺麗だったら上出来ー☆と思いながら、なんとなく人生と重ね合わせる。朝から暗い、重い。けど中身ぐちゃぐちゃな方が結果的に美味しいのも、なんとなく人生っぽくない？なんて。正直、卵焼きの乱れと心の乱れ、あまり関係ない。得意料理、出汁巻ってどうなんでしょう。けど美味しいんだよね。美味しけりゃいいか。
とりわけ何かがあった訳ではないけど、なんとなく「男の人って大変だなあ」と思う最近。私も営業やってるからまあ色々あるけど、きっとそれとはまた別の大変さというか、ぶっちゃけ面倒臭さがあるのかなって。分からないし分かろうとも思わないけど。ただ、「おかえり」っていう準備はいつでも出来てるから、いつでも帰っておいで、とは思う。傷付いてたらまあ治療もするからあとでハーゲンダッツ宜しくね。私の周りは大体こんな感じで成り立ってる。回復薬が手持ちに沢山あったらそこまでビビらずにボスバトルに挑めるあの感覚を、共通して持ってる。互いに回復薬。いいことだ。
人は、自分を救った方法でしか人を救えないらしい。誰の言葉だったっけな。今まで色んな地獄味わっててよかったーと思った。まあそんな方法、知ってても使わないことに越したことはないんですけどね。それでも使わなきゃいけない時があるから世知辛い。ていうかクレープ食べたい。
