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気付いたら１か月ほど経っていた。気付けば陽が少し長くなっていて、日中は暑いと感じるような日も出てきて、少しずつ、けれど確実に季節が進んでいるんだと感じる。

平日はわりと「頑張るぞ」という気持ちでいるのだけれど、仕事が終わって家に着いた瞬間や休日になると「ああ、なにもしたくないな」と思ってしまう。膨大なタスク量と目の前に転がりまくる問題と周りから寄せられる期待と信頼。そういったものに見事に潰されかけているなあと、自分の状況を客観的に眺めている。辛くないと言えば嘘になる。けれど誰かに助けを求められる状況じゃないのは自分が１番分かっている。相談したところで励まされて終わるなら何の意味もない。ここまで見えているからもう、何も言えない。「頑張ろう」と思えるのは、前向きに引っ張って行ってくれる人がいるから。そして、なんだかんだ私を助けようとしてくれる後輩がいるから。多分そう遠くないうちに折れるだろう。けれど、今はだめだ。その意地だけで身体を動かしている。ところで、こういう「目の前の困っている人をほっておけなくて自分にもさほど余裕がないのに手を差し伸べた結果、人からは感謝されるけれど自分の余裕は一向になくなる」みたいな状況は以前にもあったんだけれど、一体いつになれば私は学ぶんだろうか。

恋人とも相変わらずウーンな感じ。顔見て話したらすぐ解決しそうな気がするが、いかんせん遠すぎるのとコロナのダブルパンチ。加えてお互い仕事が忙しいのトリプルパンチ。けれど近くにいなくてよかったとも思う。前までは分かってほしいとか色んな事を要求してしまっていたけれど、最近は「そこそこ幸せに生きてくれてたらそれでいいや」くらいになった。燃えるような恋の季節は、きっともう過ぎたんだと思う。私は穏やかでいたいので、このくらいのゆるゆるした感じになれて個人的にはよかったと思っている。個人的には、ね。今の恋人を見ていると昔の自分と被る。もう少し自分に優しくしてあげてほしい。「周りがどれだけ君を大切にしたって、君が自分を大切に出来なければ傷は増える一方なんだぜ」ということはTLを見ていると色んな人に言いたくなる。まあ人には人の地獄なので言いませんが。

自分の運気？テンション？が停滞気味なのはもうしばらく続くだろうなと思う。まあ、そういう時期もあるので特に慌ててどうこうしようとせず、大人しく粛々とご自愛して過ごすのみなのだけれど。折れなければいいなあ。どうだろうね。私のことは一向に助けなかったのに、後輩のことをすぐに助けに行った上司に対して色々思う日々を過ごしています。穏やかに生きたいよ。