【 razbliuto 】

孤独を愛せ、愛を貫け

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4月になった。1月から関わっていた、そこそこ大きい仕事が無事に終わった。内容が内容なだけに、わりと色んな人から注目されていたらしい。あと「あの案件はやばい」とも思われていたそう。確かにイレギュラー大量発生ではあったけれど、さほど残業することもなく無事に終えられたので良かった。4月以降も第二幕という形で続くらしいけれど、とりあえず乗り切れた自分に拍手。

だんだん温かくなってきたので、冬物セットを片付けた。ヒーターとか、もこもこの毛布とか膝掛けとか。あと布団カバーがダークブラウンで、春にしてはなんとなく重い印象になるのが毎年気になっていたのでこの機会に変えてみた。ライトベージュと白で悩んで結局白にしたんだけれど、ベッド全体で調和が取れていて正解だったと思う。あと、併せてファブリックミストも購入してきた。ファブリックミストだとどうしても匂いが飛びやすいので、次からは香水にしようと思う。けれどこちらも良い匂いで気に入っている。

別にSNS映えしなくていいけれど、丁寧な暮らしはしたいなと思う。自分が心地いいと思う空間で、自分が心地いいと思うことをして暮らしていきたい。というかそれができるのが一人暮らしの特権だと気づくのに2年かかった。今更気付いたというよりは、今まではそんなことを考える余裕がなかったけれど最近やっと考えられるようになった、が正しいのだと思う。物事の見方とか考え方とかが、この1年ほどでブラッシュアップされたなと自分で感じる。その過程において、「不倫は絶対にNGなのに1番の親友が不倫をしていてそのことを大人しく受け入れるようになった」という出来事はとても大きい。私の基準なんて、もう本当に、なんの役にも立たないと知った。役に立たないなら立たないで、別の方法を探さないとな~と思えるようになった。要するに、柔軟になった。多分、良いこと。

この2週間くらい、仕事終わりに校閲ガールを観るのが楽しみだった。石原さとみがとにかく可愛い。あとファッションがとても参考になるし、自分ももっとおしゃれしたい!と思うようになった。その結果最近色々コスメを試しているのだけれど、プチプラでも全然幸せになれるし楽しくて、久しぶりの高揚感に包まれている。元々ファッション誌の編集者になることを夢見ていたのに、いざ配属された場所は校閲部というとても地味な仕事場だった、というのが話の始まり。自分がやりたいことじゃないのに、目の前の仕事に対して自分なりに工夫して、楽しみ方を見つけて、正面からまっすぐ真剣に取り組むえっちゃんの姿がとても格好良かった。本意ではない状況を自分のものにする力ってすごく大事だと思っていて、これが出来ることは珠玉の才能だとすら思っている。私もわりとなんでも楽しめるようになってきたけど、まだ駄目な部分もあるので、引き続き楽しみ上手な人間になりたいなと思った。とても良い作品でした。菅田将暉に軽率に恋した~~~好き~~~~~~

そういえば昨年仕事でご一緒した客側の担当者の方がこの度異動されるとのことで挨拶のメールをいただいた。とても丁寧に感謝の言葉が記載されていて、あの時本当に大変だったけれど頑張ってよかったなどと思った。仕事というのは9割くらいは大変でどうしようもないことだけれど、たった1割が私を救ってくれる。私が頑張れるのは、その1割の瞬間を知っているから。間髪入れず怒涛の4月が始まったけど、気を新たにまたがんばっていきたい。