【 razbliuto 】

孤独を愛せ、愛を貫け

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少し前まで暑いと騒いでたのに夏の気配がすっかり消えて、秋と冬がせめぎ合う季節になった。本格的な冬用の寝具をいつ出すか、最近時々考えている。冬は、もう少し速度を落としてくれてもいいな…

結局3%くらいしか引継ぎされないまま私が正式担当となり、その3%の引継ぎすら上司のSlackを消されたことにより消失して、霜月前半はため息が尽きない期間になってしまった。引き継いだ案件は確かに難しく、「なんでこれがここまで難しいことになるの?」と毎日思っていながら過ごしている。けれど今のところどうにかなってしまっているので、それもそれでしんどいなと思う。1度くらい完全に破綻して責任を他人に丸投げしたい。あいつが悪いと、心から叫んでみたい。

しばらく在宅勤務が増えそうなので、生活の見直しをしている。人と会わないのはとてもとてもストレスフリーなのだが、ひとりで暮らしているものだからうっかりすると一言も発さない日が増えてしまう。外に出る機会も減るわけだから、スーパーの買い物も1週間まとめてではなく3日おきくらいに出るようにペース配分した方がいいのか?とも思っている。始業ギリギリに起きてるけど始業前に1時間は読書タイム取ろうかなとか、終わってからも1時間はリングフィットしようかなとか。色々考えるものの何一つ行動に移せていないので良くない。どれか1つでも実行することを今週の目標にしよう。

上司のこととは別で、仕事で悩んでいることがあったので友達数名に相談してみた。そこまで珍しい話でもないと思うけど、誰からも「あるある~」とか「みんなそんなもんだって」という返しをされなかったので友人のレベルの高さに改めて感動した。

というか友人からそういう返しをされたことが人生であまりなくて(上司からは死ぬほどそういう返しされるけど)、いい友人を持ったなと改めて思った(上司運はほんとにない)。長年の友人でもあり保護者でもある相方からは、「どんな環境にいっても瞬時に要点をパパッと抑えて全体像を掴んでスッと仕事に入れる天才型がいるけど、睦月はそれなんやろな」と言われて、嬉しいような悲しいような複雑な気持ちにもなった。そんな適応のプロが適応障害になったのだからブラックジョークもいいところだねと笑いながらお酒を飲んだ。けれど長年の友人にそういってもらえることは自信にしてもいいのかもしれない。

今年も11月12日を迎えたので毎年恒例のお誕生日おめでとうメールを恩師に送った。知らない間に一般人でも名前が目に触れるレベルの人になり、秀才ばかりの霞が関で3X歳にしてそのポジションに就くのはやはりすごい人なんだなと思う。毎年言ってる気がするけど、出会った時からずっと憧れだ。今でも。そんな人に、人としての基本的なことを一から叩きこまれたのは自分の人生でもかなり幸運なことだったと思う。きつかったけど。いつかその背中に追いつける日は来るのだろうか…。