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2019年1月13日。大好きなアーティストのライブに行ってきた。

昨年も行った人で、今回で2回目のライブだった。前回よりも演出が凝っていてとてもよかった。昨年行ったときも思ったんだけど、本当にファンのことを沢山考えてくださっている方だなと思う。なんというか、ファンに媚を売るのではなく、ありのままで向かってくれてるのがとても伝わる。ツアー毎にテーマが決まっていて、例えば今回の場合は「太陽と雨」だったんだけど、その世界を再現するために曲やセットの構成を組んでいるのがよく伝わった。特に新規ファンへのサービスとして、代表曲盛り込んだりするじゃないですか。そういうの全然ないんだよね。「テーマの世界観を再現する」「新旧問わずファンひとりひとりに歌を届ける」そういう姿勢がひしひしと伝わってくる。それは前回も感じたけど、今回は特に感じた。タイアップしたアニメのイメージを盛り込んできたり、細部までこだわりがすごい。改めてすごいアーティストだと思った。あと、可愛い。なんせ可愛い。マイナスイオンが出すぎていて、日頃のダークな感情がすべて流される空間。あれは完全にアーティストさんの人柄。そりゃあれだけ老若男女問わず愛されるわと、納得。

しかし今回のライブ、私自身は元々は行く予定ではなかった。「行きたい！」という人がいたから「じゃあ私もー」という感じで取ったチケットだった。「じゃあ私もー」という軽いノリのわりには結構本気で取りに行ったんだけどね…あんなに必死になったの、久しぶりだったなあ。けれどそのあとその人と連絡が取れなくなってしまって、そこからはとても大変だった。「行かない」とは言われたものの、チケット取れたことを報告したときの嬉しそうな声が私はずっと忘れられなくて、ギリギリまで待った。本当にギリギリ、公演2日前まで(笑)お金も結局私が負担したままだったのでチケット代合わせて15000円、水に流す覚悟だった。結局自分で決めた期限まで待っても連絡がなかったので譲り先を探したんだけど、やっぱりかなり厳しくて諦めかけていた。ら、1通のDMが来た。「チケットを譲ってほしい。」という旨。座席も個人的には最高だけど一般的には微妙なところなので値下げ交渉来るかなと思ったら、「定価＋手数料で構わない」とのこと。冗談抜きで、神だと思った。実際に会ってみるととても良い人だった。何よりその人も今回のアーティストさんのライブが初めてだったらしくて、すごく楽しんでくれて「行けてよかった、本当にありがとうございます」と何度も何度も言ってくれたのが嬉しかった。完全にそれはこちらの台詞だった。結局めちゃくちゃ意気投合してライブのあとも一緒にご飯に行って、連絡先も交換した。今度一緒に遊ぶ予定。取引相手がただの友達になってしまった。これもひとつのご縁だ。一期一会とはいうけれど、繋がった縁は簡単には手離したくないと思う。

本来一緒に行く予定だった人にはライブ前も「来ればいいのになあ」と思っていたけれど、ライブが終わってもやっぱり「来ればよかったのになあ」と思う。CDで聴く分にも最高なのに、生演奏と演出が加わるんだよ。これ以上は私の語彙力では表現できないので、ニュアンスで感じてください(笑)

ライブはもう何回も行ってるけど、こんなに色々あった公演は初めてだったと思う。途中まで辛かったけど土壇場で手が差しのべられて、最終天国だったので、神様にはまだ見捨てられてないなと思った。私は本当に運がいい。加えてめでたい性格をしているので、昨日が本当に最高の一日だったからそれまでの4ヶ月はすべて長い長い前奏だと思うことにした。というわけで、「めっちゃ楽しかった！最高！」というのが今回の感想。そもそも最初に「行きたい！」と言ってくれなければ、私は昨日、あの場に行くこともなかったし、それに伴う素敵な出会いも最高の夜もなかった。だから、とても感謝しています。ありがとう。

忘れられない公演が、またひとつ増えてしまったな。Aimerちゃんは私に忘れられない記憶ばかり運んでくれる。