【 razbliuto 】

孤独を愛せ、愛を貫け

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精神的にしんどい1週間だった。しんどいと喚いて立ち直っているうちに終わった感覚。一応仕事も毎日しているはずだけど、何をしていたかと言われれば記憶も特にない。とりあえず、あらゆる物事に対して「疲れた」という感覚があるので宜しくない。

人のことを嫌いになったり、妬んだり、恨んだり、そういうことがしんどいと感じるようになったのはここ数年の話だ。曲がりなりにも25年生きているので、それなりに嫌なことも許せないこともあったけれど、いつまでも根に持っていたってしんどいのは私。それなら好きにまではなれなくても、せめて許すくらいの気持ちでいようと思い、学生時代に私をさんざんな目に遭わせてきた地元の人たちに対してもフラットな感情で接することが出来るようになった。他人に執着するのはしんどい。その感情が嫉妬や嫌悪といったマイナスなものであればもちろん、好意でもしんどい。誰にも、何にも執着したくない。執着されるのも嫌だ(好意を持たれたくない、というわけではない)(ああでもどうだろう、好意の対象になったり、憧れの対象になるのも疲れたな)。

どうにかこうにか嫌いにならないように自分の視点や心をコントロールして耐えていたつもりだったけれど、その上にマウントを取られてしまってはもうどうしようもない。いくら私でも折れる。とりあえず疲れた。疲れたんだよ私は。

そんな話を、いつもだらだら愚痴を聞いてくれる友達数名にしていた。「もうやり返していいと思うよ」と言われたのに、素直に「そうだね」と言えなかったのは自分の制約のせいだ。東大の祝辞で読まれた「あなたの能力を人を傷付けるために使わないで」という言葉を、ほとんどそのまま15歳の頃に言われたことがある。言ってくれた相手はもちろん、私の礎を築いてくれた例の人だ。つまり絶対命令だし、私も納得しているので破れるわけがない。本当にギリギリに追いつめられるまで、私はやり返さないと自分に誓っている。そんな日が来ないことを祈るばかりだ。まだ耐えられる、だから耐える。しんどいけど。疲れたけど。ああ、早く忘れたい。

「やっぱり人のこと信じても好きになってもろくなことないな、もうやめよかな」ということを軽率に考える。けど今回「や、気にかけてくれる人や笑わせようとしてくれる人を大事にしよう」と思えたのは、間違いなく今の環境のおかげだ。自分を大事にしてくれる人たちだけを大事にしてれば、人生は平和に進んでいくのだろうか。

とりあえずずっと試験前の状態が続いていて、それもあって精神状態が終わっている。息抜きが驚異的に下手。かといって勉強する気も起きない。時が過ぎて早く解放されたい。笑えない。

次はウルトラハッピーキラキラライフいぇーい☆みたいな記事を書けますようにと、未来の自分に祈る。