【 razbliuto 】

孤独を愛せ、愛を貫け

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11月29日は、私の元好きな人の誕生日。元好きな人といってもアイドル。今はもう「元」になったけど、それでも大好きだった。本当に好きだった。だから未だに、11月29日は私にとって特別な日だ。

という話を上司にしたら「え、その人のどこがいいん?別に全然格好よくないやん」と言われて、わりと本気でブチ切れそうになった。

世間がどう思おうが、当時の私にとっては世界でたった1人の王子様だった。私にとっては世界で1番格好良かった。他人から見て格好良いとか格好良くないとかどうでも良くて、その人の一挙手一投足から目が離せなくなり、その人の笑顔を見ればまるでこの世界に不幸なんてないかのような気持ちになる。「好き」ってそういう気持ちじゃないのか。そして何回でも繰り返すけど、これは脳の誤作動だ。世界で1番幸せな誤作動だ。だから私はずっと誤っていてもいいと思っている。ていうか人が好きなものを正面から否定してくるな。好きだって言ってんだろうが。

ちなみに、その誤作動が解けて正常に戻ってからでも好きならば、その気持ちこそが「愛情」だと思っている。こうなったらもう墓場まで持ち込む以外、どうしようもないね。

短いけど、おわり。