【 razbliuto 】

孤独を愛せ、愛を貫け

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トラウマという言葉がトラウマ。という話は以前もどこかでした気がするし、してない気がする。あ、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしく。

トラウマという言葉がトラウマだから、トラウマという言葉をなるべく使いたくない。悔しい。過去の自分に負けたみたいで。過去に自分を傷付けた人に未だに負けてるみたいで。だから使いたくない。

とはいっても、未だに思い出してしまう嫌なことなんて沢山ある。もう通りたくない道もあれば、聞きたくない曲も、いくら好きな人にでもされたくないことだってある。夜中にうなされて、冷汗をびっしょりかきながら起きることもある。いつまで苦しめられるんだろう。

それがトラウマであることを認めざるを得ない反面、どこまでも認めたくない自分がいる。負けてたまるか。そう思ってる自分が。

生きる意味について自問自答する時、ここ数年でその質問の本質が変わってきた気がする。昔は、誰かのため。今は、自分のため。過去に傷付いた自分を、報われなかった自分を、きちんと救うために残された寿命だと、今は思っている。

苦手なことをいつまでも苦手と言いたくない。嫌いなことをいつまでも嫌いと言いたくない。立ち向かうべきものにはきちんと立ち向かいたい。先のことなんて分からないけど、どんな未来が来ても勝てる自分でいるためには、やっぱりいつまで経っても逃げていてはいけないんだと思う。今日選んだ選択を、正解にするか不正解にするかは自分次第だと信じている。人生のどこに重きを置くかは人それぞれだろうけど、私はちゃんと勝負してちゃんと勝ちたいと思ってる。誰との勝負か。自分だよ。

人を強くするのも狂わせるのも、孤独です。だからひとりで立てる人間になりたい。負けてる暇なんてないんだよ。