【 razbliuto 】

孤独を愛せ、愛を貫け

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我ながら最近よく頑張っていると思う。やりすぎだと思う。人からも指摘される。上司からですら指摘される。けど感謝もされる。挙句、質問箱で「なんでそんなに頑張るの?」とまで聞かれた。頑張ることについて、今日は書きます。

大前提として、私だって頑張りたくない。出来るなら特に無理をすることなく自分の望むままの環境を手に入れたい。毎日友達と遊んで笑って好きなもの買って食べてしているだけで、毎月口座に100万円振り込まれたい。

けれど無理なのだ。だって私、とりわけ何の才能もない、ただの庶民だもん。「ありのままの自分で愛されたい」に対して、「本当の”ありのまま”で愛されるわけねえだろ。お前はジャガイモそのまま食べるのか?ジャガイモですら多少調理して食うのになんでお前は元来のままで愛されると思った???」と正面からぶった切るコメントをした友達がいた。ジャガイモと人間を並列で考えるのは如何なものかと思うが、まあ言わんとしていることは納得だ。なんの努力もせず人生が上手くいくと信じられるほど、いつまでも夢見ている訳にはいかなかった。悲しいことに。

頑張る理由としては3つある。1つ目、頑張ってでも手に入れたいものがあるから。あまり詳細には書かないけれど、大絶賛色々目論見中だ。別に何か悪だくみをしているわけではないんだけれど、私にはどうしてもやらなければいけないことがある。RPGと同じで、次のステージに進むためにはそれなりに強い敵を倒さなきゃいけない。だから、やる。2つ目、諦めた後悔が1番引きずるから。詳細を書くと辛くなるので省略。とにかく後悔したくない。3つ目、自分を信じているから。私は別に自信家なわけではないので、いつも何か降ってくるたびに「なんでこんな目に…私には無理だよ…」と思う。逃げたくなるし、触りたくないし、見たくもないと思う。けれどそこで逃げても何も変わらないことは私が1番よく知っている。私は自分のことを万能だなんて思っていない。無力で非力だと思っている。けれど、「それでもどうにかこうにか今まで引き分けくらいには持ち込めてきたからきっと今回もワンチャンどうにかなるのでは…?」という気持ちは何故かいつもある。だからとりあえずやってみようと思う。失敗したらその時はまた考えよ、どうにもならなかったら大人しく裁かれよっと、くらいの気持ちでいる。多分この変にネガティブなくせに根拠のない自信といざというときの潔さがあるところが、私の一番の武器なんだと思う。これまで多くの山を超えてきたので、そういう変な自信は付いた。

「睦月はいつも死を見据えている」と親友に言われるくらい、本当はネガティブだ。悪いことばかり考えている。けれど、その最悪が発生した時、私は何も手離したくない。自分が傷付く分にはいいにしても、周りの人が傷付くのが本当に嫌だと思う。だから誰も傷付けないための準備を着々と進めている、ただそれだけの話でもある。常に最悪を見据えて、最悪のために生きている。そう言ってもきっと過言ではない。以下若干脳筋的思考ではあるが、過去にした辛い思いによって「あの時に比べたらマシ」という気持ちが支えになることは、結構ある。今の自分の苦労は、きっとこの先の自分を救ってくれる。それだけはちゃんと信じたい。まあ、過去の自分の苦労を生かすも殺すも、結局今の自分なんですけどね。

しかし繰り返しますが、私だって毎日友達と遊んで笑って好きなもの買って食べてしているだけで、毎月口座に100万円振り込まれたい。いや、出来れば500万円。