【 razbliuto 】

孤独を愛せ、愛を貫け

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感情整理のために色々書きます。音楽とジャニーズと私の話。

 

私の人生を語る上で絶対に外せないのが『音楽』というもので、音楽をやっていたから出会えた人・もの・考え方・価値観が沢山ある。音楽をやっていなかったら今の私は全く別の人間になっていたと確信を持っていえるくらい大事なキーワードなのだけれど、その音楽と出会わせてくれたのは今年25周年を迎えるKinki Kidsの存在だった。

当時4~5歳。この世界のことなんて何も知らない私がぼーっとテレビを観ていた時に流れてきたキンキの映像を観て、そこに映っている堂本光一さんに完全に心を奪われた。好きとか一目惚れとか何も知らない時にその人のことしか考えられなくなったのだから、もう正真正銘心を奪われていた。親に「この人のこと好き!」と伝えたら、そのあとキンキが映っている番組を積極的に見せてくれるようになり、曲もどんどん覚えた。そのタイミングで近所にピアノの先生が引っ越してきてご挨拶がてら我が家に遊びに来た時に私が譜面も何も観ずにキンキの曲を弾いてるのを見て「この子は絶対音感を持ってるからちゃんと伸ばした方がいい!!」となってピアノを始めた‥というのが私の音楽人生のスタートである。つまり、キンキがいなかったら私は音楽をやっていなかった。その後出会うあのバンドやあのアーティストのことも好きになっていなかったと思う。

ちなみにピアノの先生は私の絶対音感を伸ばす方向に注力してくれたので、私はクラシック曲はあまり弾けない。代わりに小学生ながらポップスの譜面起こしとか楽曲アレンジばかりしていた。中学に上がるころには譜面読むより聴く方が早い状態になっていたので誰よりも弾けるようになるのは早いし、パートチェンジ(本来の担当パートは1stだけど一部だけ3rdやるとか)も即対応出来るそこそこオールマイティな人間だったのでそれはそれは周りからぶっ叩かれたのだけれど、その時に手を差し伸べてくれたのが私の生涯の恩師。「それがお前の才能やねんから遠慮するな、正面から戦え」と言われたので、手を差し伸べられたというよりは背中を蹴り飛ばされたという方が正しいかもしれないけれど、あの教えは本当に正しかったなと思う。13歳のガキんちょ相手でも正面から向き合ってくれた恩師は本当に偉大。大好き。

話を本線に戻します。

周りの影響と、キンキのバックも務めていたこともあり10~11歳の頃にはKAT-TUNにも出会っていてそれはそれは大好きになっていた。けれどデビュー間もないころから色々あるグループだった。堂本光一と同じく王子様系統の田口淳之介が大好きだったのだが、デビュー早々スキャンダルは出るわいきなり全然似合わない金髪にするわ、応援する側も色々葛藤があった。おまけに世間的には亀梨と赤西しか知名度がない時期だったので「田口が好き」といったら百発百中「誰?」と返されて悲しい思いも沢山した。あんなに格好いいのにな‥。入口出口、田口で~す!(って言い始めたときは「何言ってんだこいつ」と思ったけど)

そうこう言ってるうちにグループの双璧を担っていた赤西が脱退して、その数年後に田中が色々問題起こして脱退。しかもそのあと覚醒剤使用で逮捕。正直田口より先に捕まると思ってなかったので「あれー」と思いながら見てたらその後田口も脱退してその後薬物で逮捕された。田口は兼ねてより交際を噂されてた人がだいぶ怪しかったので「ああ、やっぱり」と冷静に受け止められた。むしろ大麻で済んでてよかった~と思った。本当に大麻だけ?とも思った。

グループの規模はどんどん小さくなっていくけれど、残されたメンバーはいつだって腐らずに踏ん張っているので今も変わらず応援している。脱退したメンバーのことも応援している。6人みんな幸せでいてほしい。田口は出所してから付き合ってた人とも別れたらしいし、知らない間にプロ雀士になってたし、インスタ見たらなんか楽しそうだったのでよかった。なんかちゃんと自分の人生歩いてるんだなと思って安心した。聖は覚醒剤に手を出したということもあって更生が大変かもしれないけど本当に応援している。帰ってくる頃には世間は聖のこと忘れてるかもしれないけど、絶対に覚えてるファンはいるから、もう本当に頑張れと祈る。

先日の金スマで、Kinkiの2人が25周年記念で特集されていた。そこで直属の後輩としてKAT-TUNの名前を出してくれたのが本当に嬉しかった。病室でのジャニーさんとキンキの2人を見ていたのが亀梨和也だったことは何かの因果だと思いながら見ていた。

そんな番組を金曜日に観て、土曜日はTHE MUSIC DAYであのメドレーを観てしまったので今週末は感情が忙しかった。人生の走馬灯がばーっと流れた週末だった。亀梨、本当にKAT-TUNでいてくれてありがとう‥。何人になってもKAT-TUNはいつだって格好いいけど、それは間違いなく亀梨和也という男が真ん中にいるからだと思う。助けてくれた櫻井くんやまっすーも、本当にありがとうございました。やはりU&Jとアニキ会は最高だね。

本当はもっと書きたいことはあるんだけど、ジャニーズ編は一旦ここで終わり。仕事のことじゃない記事を書いたのはいつぶりだろう。それくらい私も元気になりました。